滋賀県、琵琶湖の辺りをその昔は 「近江国」 と呼んでいたそうです。
そして、交通の要所であったせいでしょうか。
この近辺の人たちは、非常に商売上手だったとのこと。
その系譜をひくのが トヨタ自動車、高島屋、大丸、伊藤忠商事等々の大企業とのこと。
この商人を呼び習わして 『近江商人』 と呼んでいました。
そして、商売上手となるコツを家訓として残しているようです。
有名な家訓が
三方良し です。
買い手良し、世間良し、売り手良し
つまり、お客さまが良くて、世間一般に良いと評価されて、売り手の自分も良い、儲かる。といったところでしょう。
お客さま価値が真っ先にあり、社会に評価される価値であり、自分たちも営んでいける。
CSRのようですね。
とここまでは、家訓ですが、こうも考えられるかなと思いました。
この三方良しを実現するために、自分たちにおいては
売り手良し、仲間良し、自分良し
社員が良い状態で価値を提供し、仲間のお取引先にも価値があり、そして自分個人が最後に価値がある。
こんな構図が描けるのではないか、、、と感じています。
社長や上司が偉いと勘違いするよりも、お客さまと接する現場がより大切だと思い、それを職制や機能でサポートする姿。
この方が、企業内の三方良しを実現して、世間様に対しても三方良しとなるように思えてなりません。
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