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2005年 08月 19日
日経流通新聞 2005/8/15号 1面に以下の記事がありました。
-------(イオン3年改革 人が礎)------- イオンが売上不振から脱却するため、3年がかりで進める総合スーパー(GMS)改革の第一弾が「人」だ。パートに売り場づくりの権限を委譲するほか、衣料品や家電など分野別に、専門店に負けない販売のプロを速成する。効率優先だった販売戦略を改め、客を引きつけられる華やかな売り場づくりと、きめ細かい接客に大きくかじを切る。 販売スタッフの力を最大限に引き出す売り場づくりを達成するため、ジャスコ鎌ヶ谷店を7月に改装。 「コミュニティ社員」と呼ばれるパート社員に衣料品売り場のディスプレーを任せる。 売り場の雰囲気は、四角四面の売り場レイアウトを通路にあえて凹凸をつける。 集中レジも、重い商材が多い売り場にはレジを隣接。 衣料品の客単価はアップ、改装後の7月の売上は前年同期比2ケタ増。 ---------------------------------------- イオングループ、は総合スーパーだけでも670店舗を保有する巨大小売企業グループです。 ここで、GMSの改革3年計画の最初に「人」を据え、効率優先を見直しているところが非常に注目されます。 組織のモデル図として、△(三角形)を使うことが良くあります。この事例では、最近叫ばれている逆三角形(▽)のモデルを行っていると感じます。 逆三角形のさらに上にいるのは、お客様です。大切なお客様を最前線の販売員がしっかり受け止め、販売員を社員、店長がサポートしていく、最後は社長が皆をサポートする位置づけです。 この形を実践するには現場への権限委譲と能力アップが必要です。 これを、売り場のディスプレイを任せること、デザイナーから指導を受けることで実現しています。 働く人のモチベーションアップと共に、お客様の魅力アップのために「楽しさ」、エンターテイメントに気を配る面も見せています。 これも、効率化からお客様という「人」への回帰というか、同記事でも触れているように、専門店が通常行っていることを周回遅れでケアし始めた姿でしょう。 楽しく・お客様にマッチした売り場のために、最前線の販売員に権限を委譲し、人が集まる「楽しい」売り場に人が集まるようになれば、自然と売上が上がるでしょう。 最前線で働く人のやる気・やることをパワーアップされると、利益が上がるというモデルは、BSC(バランススコアカード)でもよく描かれる構図です。 BSCで言う業務プロセスの効率化だけに着目していたイオンが、鎌ヶ谷店を先兵として人から変えている姿に注目していきたいと思います。 今度、鎌ヶ谷店に行ってみましょう。 「人」と「集まり」の記事を目にして、明日へのチャレンジに繋げます。
by tomoharu_hikoda
| 2005-08-19 12:08
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