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2007年 01月 31日
作家であり僧侶でもある、玄侑 宗久(げんゆうそうきゅう)さんの講演を聴いて来ました。
お題は「もう一つの知のあり方」です。 もう一つ、、とは何だろうという疑問をもちつつまずは座席へと。 「太い柳の枝」、まず印象に残ったのはこのような感じです。 太く低めの声で、静かな語り口や多少くすりと笑える受け答えです。そして、会場の雰囲気や質問へとゆったりと受け止めて少しひねって返します。会場が静かに涌いていました。 さて、以下の多くを玄侑さんの論の整理としてすすめます。 --------------- 現在多くある知、頭脳活動は思いこみの多いものです。 今回は、その導入部分的なものとして「温度」「色」「時間」という実体の無いものを代表例としてあげていました。特に「温度」はその昔「熱素」という原因があるものとされていました。 確かに宇宙空間に「エーテル」なるものがあるという説もありましたね。現在でも何らかの もので満たされているようでもあります。 ここで言わんとしているのは、世の中は「因果律」のみでは測れないのではないかということです。 因果律の悪影響としては、物事を犯人捜しの目でみてしまう点にあります。 しかも、単純な原因にのみ帰結する「単因論」に陥りがちになります。 世の中には、分析知ではいかんとも説明のしがたい繋がりをもった反応があります。 それは「シンクロニシティ」(共時性、同期)と言えるものでもあります。 この繋がりは、何か「全体性」を持った知とすることができます。 それは、中国では龍と表現したものです。そして、制御のしようのない「龍」を乗りこなしているのが「観音」であり、観音の知恵が「般若」となります。 そして、日常でも活用できるような般若の知恵が「瞑想知」です。 この瞑想知をもう一つの知として日常的に活用してはどうでしょう。 ------------------- 以上、玄侑さんのお話をかいつまんでみました。 お坊さんのお話でもあり、不思議なところも多くありました。 また聞いてみたいお話でした。 瞑想知を活用するコツもおっしゃっていました。また機会があれば触れたいと思います。 最近EQで有名なダニエルゴールマンもSQの本も出てきています。 SQは生き方の知能指数と呼んでいます。以前ブログで書いたSQとはちょっと違いますが、シンクロニシティや、脳科学者の茂木健一郎がセレンディピティにも触れています。 論理で測りきれないものに対する探求が深まっているように感じています。 という、「心を落ち着けるのに瞑想でもしようか」というチャレンジのきっかけになりそうでした!
by tomoharu_hikoda
| 2007-01-31 18:47
| 気づいた
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