反省の第23回です。
事実を理解のためには、何に注意すれば良いでしょうか。
少し遠回りですが急がば回れ、言葉の確認です。
事実 (広辞苑)
事の真実。真実の事柄。本当にあった事柄。
ここでは「本当にあった事柄」「本当に起こった事柄」の意味を取りましょう。
そうすると、
「本当にあった」とは「本当に起こった」とは、何を把握すれば良いかということになります。
「あった」こと、「起こった」ことを、自分の記憶を元にして理解するには、
「どんなことがあったか、起こったか」という「事実の書き下し」が便利です。
1.物事を事実として表現する
◎◎であった。(過去の状態)
××となった。(過去の変化)
2.事実と表現した(判断した)理由を明確にする。
例 ○○が△△だったから、◎◎とした。(と判断した)
3.抽象表現、省略表現を具体的に平易に表現する。
例 全般的に×× → ◎は○で、△は▲で、□は■で要するに(要約して)××、、、、
4.推測は推測と判るようにする
◎◎と思った。
※ 始めは、「◎◎だった」と書いていても、理由を考える内に
「◎◎と思った」と変わっても良い。
細かい事実の分析の前に、何をどのように事実として捉えていて、その主な理由は何かということをおおまかに捉えることが事実の理解への早道となります。
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