助かるための自助と共助について、第4弾です。
今回の原発事故で、「想定外」という言葉を何度も聞きました。
なにやら言い訳の呪文のようでもありました。
では、自らが助かるために想定外と言い訳しないようにするにはどうすれば良いでしょうか。
単純に言うと「想定しておく」となるのですが、きちんと想定することは気軽にはできないかもしれません。
ではどうするか。
きちんとなど考えずに、まずは気軽に想像してみることです。
「地震が起こったら、この棚はどうなるだろうか」
もやーっと想像してみましょう。
想像でも敷居が高い時には、あれこれと 『 妄想 』 してみましょう。
ただーし、単純な妄想のままだと不安になるだけです。
そこで、徐々に正しい知識や考え方を身につけつつ妄想してみて下さい。
「ここの棚は倒れるかも、、、(という意識が無い)」といった状態から。
「ここの棚は倒れて来るよー、どうしよう」といった状態に、そして知識を得て、
「ここの棚はこのままでは倒れるけど、この金具をつければ大丈夫」
「この金具だと、震度XXまで大丈夫。過去の例の○○からして」
といったように、危険の放置を抜け出して正しい対処までできるようになります。
まずは想像、妄想してみる。
そして、自分に必要な知識や考え方を手に入れて対処する。
これが自助の力を高めます。
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