組織や人のいろいろな世の流れ、その中に見えたひとしずくです。
NHKの「プロフェッショナル 仕事の流儀」
前回の放送は 米農家 石井稔さんでした。
石井さんが最後に語った、プロフェッショナルとは、、、
まず、作物の声を聞く。そして、作物がどういうことをして欲しいか自分で判断して行動を起こす。
というものでした。
石井さんは、農薬を使わない稲作を始めて、苦労して自分の有機栽培方法を確立します。
その方法は、
稲と対話する
という方法です。
稲はしゃべりません。だから毎日見ます、手に取ります、相手を慮ります。
稲のために自分がしてあげられる、こととして炎天下で雑草取りを黙々とします。
石井さんが語ったプロフェッショナルとは、の言葉を言い換えてみます
相手の様子を良く見る(観察する)
相手のあるべき方向、良い方向にどうして欲しいかを判断する
あるべき良い方向を助ける行動を起こす
話し合いなどの場のファシリテート、促進と全く同じです。
反対に農薬を使った場合を考えてみます。
手間をかけずに収穫が欲しいから農薬を使う。すると、ごく一般的な米が収穫でき、土地がだめになる。
手間をかけずに結果が欲しいから押しつけ、指示命令を多発する。すると、指示に沿ったごく一般的な結果が出て、やる気自主性の無い社員になる。
似ていませんか。
稲作が人材育成、または話し合いなどの場の進め方の参考どころか良いお手本になります。
------------
波しぶき・気になる言葉は ≪
こちらです≫