反省の第13回です。
前回、反省会のいろいろなバリエーションをご紹介しました。
10分反省会
1時間反省会
半日反省会
1日反省会
合宿反省会
などです。
上記のような反省会の進め方は、別項にしてゆきましょう。
さて、今回は反省を「会」で行うことについてです。
反省とは、当然ながら一人でもできます。
「しまった、こんなことしてしまった」
「こうすれば良かった」
「次からこうしよう」
1分もあればできるかもしれません。
失敗から目を背ける人は、次回大失敗をした時にその機会が来るのかもしれません。
一人で反省した結果は、一人何かが改善・向上します。その人が良くなります。
これを「会」、大勢で行うことは、大勢・チーム・組織の力が向上します。
単純に言えばこうなのですが、一人ではないので様々な意味が出てきます。
このチームは、一人一人は、
・失敗を隠すのか表に出すのか
・失敗を含めて率直に話せる環境なのか
・仕事の期日や目標に同じ思いを持てているのか
・誰かのせい(責任)にしてしまってはいないのか
・仕事で大切にしている感じ方考え方(基準、倫理)がどう違うか似ているか
・他人や仕事に対してどのように感じているか
・自分はこのチームで取り組みたいと思っているのか
こういったことが見えてきます。
反省して改善をしつつ、このような点を徐々にすりあわせることが、反省を会として行う意味にもなります。
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