問題への取り組み方、今回は「範囲」です。
以前、だれの問題かということにも触れました。
これも「だれの」という領域・範囲と言えるでしょう。
さて、問題を考える際に、自分の部の中の話をしているとします。
ところが、問題を検討してゆくうちにどうも他の部との連携に問題があることが見えてきたりします。
また、全社レベルで考えた方が良い事柄も出てきたりします。
さらには、お客様との関係まで織り込んだ方が良いかもしれません。
広げようによっては、日本の政治状況や地球環境まで、、、、きりがありません。
問題を検討する際は、あまりに狭い範囲のみで考えると、本質が見えなくなります。
かと言って、広げすぎるのも妥当では無いでしょう。
問題に対して、大きく影響する要素が出てくる範囲、これを意識して検討するのが良いです。
自部署の問題であれば、多くの場合、それよりも数階層は上位まで広げて考える方が、解決への早道になります。
システム思考でループ図を作ったことのある人は、問題の構造を書き記す時、少し上位の要素まで考えた方が良いことに気づかれているかもしれません。
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