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2009年 02月 15日
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都立駒込病院では、覚醒下での脳手術でトップクラスの実績を誇っているそうです。 頭への部分的な麻酔のみで、意識が醒めたまま手術を行い、脳の機能損傷などを避ける高度の手術方法です。 最近、脳の機能が急激に解明されてきているようです。脳のトレーニングも流行っています。 そして、脳の覚醒下手術でも脳の機能を解明する情報が出てきているようです。 人に向かわず天に向かえ 篠浦伸禎・著 副題は、脳外科最前線の臨床でわかった「人間学」の効用 篠浦さんは、都立駒込病院の脳神経外科医長をされている方です。 著者がとある時、人間学の本を神経疾患の患者に渡したことがあったそうです。 そして、その患者は薬よりも良く回復してしまいました。 1度であれば偶然かもしれませんが、多くの場合薬よりも良く回復したということです。 人間学の本、「安岡正篤 人間学」(著者:神渡良平)には、いわゆる人間学、東洋学の泰斗である安岡正篤が伝えた、己を知り、運命を切り開くことについての様々なことが記されています。 なぜだか、薬よりもおおやけ(公)のことを考えた方が直りが良いということです。 本書では、臨床的な最新情報も織り交ぜて、脳の機能を大きく3本の軸で考えています。 一つは、 公私の軸 公脳 と 私脳 二つ目は、左右の軸 右脳 と 左脳 三つ目は、受動と能動の軸 右脳左脳は、良く聞きます。感情の脳と、論理脳ですね。著者は、感性の脳と理性の脳と要約しています。 このバランスが非常に重要な要素を持っていると指摘しています。 バランスが崩れると、、、、 動物的な脳(私脳)の欲求のみが現れてきます。 わがまま、私利私欲な状態ですね。 さらに、脳が受け取った情報を受動的に使うか能動的に使うかといった点も着目しています。 受動と能動は、情報の処理特性としておいて、自発的・他発的な行動のうち、他発的(他者依存的)な行動が認知症を助長しているのではないかと指摘しています。 援用すると、他者依存(言われたから何も考えずにやる)という行動様式は脳の使い方としてもぼけを引き起こす要因になっているようです。 本書には、3つの軸で、脳のタイプが判る診断テストもついています。 自分の脳のタイプを把握して活動できれば、より良い活動を行うヒントになりそうです。 ちなみに、人間学の本を読むと、最近陥りがちな「私」つまり私欲・欲望の方面の脳の使い方から、公のことを考える脳の部位に血流が巡り、認知症の改善にもなるということのようです。 古くから志しを持てとも伝えられており、公的な志を持つことがとりもなおさず人間が成長するよう脳をバランス良く使うことにも叶っている、ということが脳科学の最新の情報でも裏付けられています。 自分の脳の使い方のクセを知り、バランスをとるきっかけの本。 そして、感性豊かに志しを持つことに自信を持てる一冊となります。 ------------ いろいろな本の紹介は ≪こちらのページ!!≫
by tomoharu_hikoda
| 2009-02-15 23:56
| 本
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