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研修などで大勢の方の前に立つことも多くあります。
しかし、それほど話しには自信がありません。
漠然と「話がうまくなりたい」、こう考えることもあります。
大勢の前でなくても、業務連絡の時、商談の時、などなど
『 伝わって欲しい 』 と感じるシーンは多くあります。
話術 著者は、徳川夢声さんです。
徳川夢声さんは、明治末期に生まれ昭和に活躍した弁士、漫談家です。
一昔前のNHKのラジオドラマ「宮本武蔵」などで声を聞いたことがある方もいらっしゃるかもしれません。
漫談や演芸がベースとなりますが、話しがうまくなるポイントが多くあります。
まず話しの「シナリオ」です。
シナリオ、順番を考えた方が伝わります。
そして、「臨機応変」
どんなにシナリオを準備しても、場によって状況は変わります。
従って、臨機応変に話しを組み替えるように対応するのが良いようです。
さらに、「間のバランス」
相手や状況、話しのシナリオに応じて間をバランスさせるのが良いとのことです。
一朝一夕にはできないことばかりですが、話すこと、伝えることを考える良いきっかけになる本でしょう。
まずは、
シナリオを『 考える 』
状況を 『 見る 』 (観察する)
間を 『 感じる 』
ことから始めてみようと感じました。
読みやすく、良く判る本です。
ふと、世阿弥の「秘すればこそ花. 秘さねば花なるべからず。」も連想してしまいました。
これもシナリオを考えた上で可能なことですね。
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