対話について、第18弾です。
良い対話となるには、いくつかポイントがあります。
その一つが 「判断の保留」 です。
人は、話しを聞くとすぐにあれこれ考え始めます。
「その話しは、正しい、間違っている」
「私はこれを言いたい」
「聞きたくない」
判断の保留とは、聞いたことに対してすぐには判断や評価を行わずに、自分の頭の中でも判断が進むことを止めて時間としても一拍置くようにすることです。
相手の話を受け取る、そして受け入れることへの第一歩ともなります。
経験が十分にあるようなベテランになると、人の話を瞬時に評価して何か反論したりアドバイスしたり自分の考えを述べたくなるかもしれません。そのための経験と知識もあると思います。
しかし、対話して相手と分かり合い同じ思いとなるためには、その判断は一旦置いておいた方が良いことも多くあります。
もう少し聞くと、もう少し話しが展開すると、その話のもっと深い意図が出てくるかもしれません。
その意図に話しを合わせ思いを重ねる方が良いかもしれません。
判断の保留は、自分の価値観による早合点・早とちりを防ぎ、相手の話の受け入れや探究への促進になります。
対話が深まらない場合は、これをルールやマナー、エチケットとしてみても良いでしょう。
------------
対話のまとめ ≪
こちらです!≫