問題への取り組み方、今回もダメ出しへの対応を取り上げます。
ダメ出しされて、「何が」「どの用に」ダメかを聞くとダメなことへの対象と程度が出てきます。
そうすると、〆の質問です。
なぜダメなんでしょうか。
「なぜ」、目的・理由を聞いています。
業務や行動をするからには、目的があります。
ダメを出した人や上司にも評価する基準があり、業務の結果を使う目的があります。
業務の結果は次の何かの業務に使おうとされることも多いでしょう。
次の業務に使う、というところが目的であることも大いにあります。
何かの目的があることに使おうとしているから、そこへの目的や基準に沿わないという理由でダメが出ている。
そんな連想も働きます。
「なぜ」と聞いて、目的や理由がわかれば、何を、どの程度ということも逆に判りやすくなります。
作業の内容を変えて、なぜ に応える方法もみつかるかもしれません。
この、目的・理由は、相手の「意図」や「思い」とも言えるでしょう。
思いを汲む。相手を思いやる。考えている事を先回りする。
目的無くダメ出しをしているような人・上司がいたら、
なぜですか。
何のためですか。
どんな理由で。
その目的は。
どんな思いで。
といった問いかけをしつこくしてみるのも良いでしょう。
煙たがられるかもしれませんが、目的無く言っていることがコロコロ変わることへの対応は、上司の目的を明確に「させて」あげるのも非常に有効な手段です。
身近な問題解決、実は何をでなく「なぜ」を明確にすることでもあります。
「何を」はその出発点とすることもできます。
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