反省の第11回です。
反省するタイミング、3つある内の最後の一つです。
思い当たったとき
これが、反省するのに良いタイミングです。
もう少し補足をすると、反省すべき事柄に向き合えるタイミングになった時、の方が表現としては正確かもしれません。
失敗や成功といった経験を再度理解することで、経験は学びとなります。経験学習の基本です。
再度理解することが反省となります。
何かの理由で、再度理解することを拒んでいたならば、、、学習にはなりません。
大失敗の直後、強靱な人は、失敗の叱責のような環境でも、苦い思いをしながら出来事を再度理解して改善へと向かうことができるでしょう。
それほど強靱では無い人は、大失敗の直後に反省会を行っても、失敗と向き合えないかもしれません。
では、この人にとっての学びはできなかった、、、で終わりかと言うとそうではありません。
数時間後か、数年後か、何かのきっかけで反省から改善へと向かうことができるかもしれません。
反省は、最後は自分で行うことになります。何かのきっかけを元に「思い当たったとき」これが反省のチャンスになります。
重い罪を犯した人でも、牢獄での反省の日々の中でとふとした時に大反省が起こって更生することがあるそうです。
思い当たるきっかけ、これは人為的に作れます。
それで、本当に思い当たれるか、これはなかなかコントロールしきれないところでもあるでしょう。
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