組織や人のいろいろな世の流れ、その中に見えたひとしずくです。
今回は、「
事業仕分け」流行語のトップテンにも入りました。
「いる」とか、「いらない」とか「切る」とか、すごい言葉が飛び交っています。
予算が無くなるとはとんでもない、と反応する人も多くいます。
話としては、非常にシンプルなことを行っているのだと思います。
それは、
優先順位
です。
お金は限りがあるけど、優先順位どうしますか?
これを、戦後50年以上やることを増やし続けて、「見直し」ていないので、財政にストレスがかかっています。
それを改めようとしているのでストレスがかかります。
さらに、4000事業あるとのこと。
これを、1日1事業見直すとすると、毎日仕分けしても10年以上かかります。
数日の調査+1時間の仕分け作業で良いか、、、と言われると、それをこそ評価すれば良いでしょう。
今までやっていなかった、「優先順位付け」をやろうとしていることは、非常に評価できると思います。
翻ってみて、自分の会社の予算配分の優先順位、事業の優先順位、自分のお金の優先順位。
考え方、理念に1本筋が通っていないと、優先順位はなかなかつけられません。
逆に、考え方や理念に1本筋を通す、みんなで同じような方向に向かうようになるのが、理念の浸透やビジョンの共有となってきます。
理念・ビジョンは、トップ一人で作りだして浸透させるよりも、なるべく皆で考える・参画する手続き・プロセスを工夫するのが浸透のコツになります。
さて、事業仕分けです。
今回、えいやで仕分けました。今後どうなるか、私も注目します。
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